この本はたぶん50年以上前に出版された思うのだが、
全然古臭くなくとてもおもしろく読めた。
ここに出てくるのは、作家の有吉さんが文化人類学者の友達の畑中さんと
ニューギニアで過ごす期間の話だ。
結婚は一般的で、女は家にいて家庭を守ることが当たり前に思われていただろう時代に
こんな逞しい女性が‥
ステキ
作者の有吉さんはその地の険しさに心身ともにボロボロだし
本当に絶望的な状況なのに笑わずにいられなかった。
有吉さんは決して読者を笑わせようとしていないと思うのだが‥
畑中さんは結構強めのキャラなのだが、そんな彼女にめげない
有吉さんもいいキャラだった。
なんだか芸人さんが出した本を読んでいるような感覚を味わえた。
わたしの中ではおもしろエッセイだ。
こんな時におすすめ
しっかりと自分を持った女性をみて、自分も元気をもらいたい時。
(わたしは)声を出して笑って読めるほどおもしろかったので
落ち込んでいる時でも気軽に読めると思います。
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